逆シャアはやはり面白い

BD版が届いてからとりあえず二回ほど通しで見てみたが、やっぱ何度見ても面白いな。ホント「ガンダム」の集大成的な作品だと思う(まぁ、ターンAも同様に集大成的な作品だけど、それとは意味合いが異なる)

一年戦争から始まる「ガンダム」というアニメの歴史・根幹
・キャラたちの心情・機微
ニュータイプという存在と人々の共感。そしてそれを演出するキーアイテム「サイコフレーム
・広大な宇宙という空間の中における迫力あるMS戦・艦隊戦・白兵戦
・νやサザビーを筆頭に、ヤクトドーガ、ギラドーガ、ジェガンなどのMSデザインの格好良さ
・劇中を演出する音楽(とくに「メインテーマ」の良さは異常)

どれをとっても素晴らしく、映画一本分の時間の中にきちんと込められている。より楽しむor理解するためには初代とZを視聴していることが前提になるが。
しかし、このクラスのガンダムアニメは恐らく今後見ることもないんだろうなぁ。
ガンダムに限った話じゃないが、最近のアニメはどうも「監督が作ってるアニメ」じゃなくて、「監督が作らされてるアニメ」になっているような気がする。商売である以上それも仕方ないし、逆に視聴者を全く考慮しない監督の自慰アニメになってしまうのも論外な話だが、監督の真に意図するアニメを作ってもらいたいモノです。
今のガンダムアニメだと「OO」になるわけだが、アレもどうにも作らされてる感が否めないんだよな。なんかサプライズ展開だけで話を繋ぎ、中身がどうにも薄っぺらい。
キャラとしてはグラハムがたぶん一番良いキャラしてると思うけど、それでもあまりに「狙いすぎ」な台詞は流石に萎える。その狙いすぎな台詞でキャラの特徴付けをしようとしてる感が嫌。例えば、「君の存在に心奪われた男だ」とか、刹那の「俺がガンダムだ」とかね。

逆に良いキャラが吐く台詞ってのは何気ない一言でもすごく印象に残る。
例えば今回の逆シャアの話で言えば、
アムロ「エゴだよ、それは」、シャア「やるな、ブライト」、アストナージ「なんてった?」、レズン「生意気やっちゃって」etc
今聞いたばかりだってことが全くの無関係とは言えないが、ホント耳に残る。
名声とは自分から求めるのではなく、後から付いてくるモノ……なんて言うが、そういうのと同じ感じ。

と、かなりのベタ褒めですが、クェスとハサウェイのDQNさとか、シャアのヘタレさが少々目立つとことか、サイコフレームが超パワーすぎるところとか、ガンダム史上トップクラスの強化人間であるギュネイが死んだのかどうかすら微妙なほどにあっけなく死んだりとか、色々突っ込みどころも多いけどねw



mixi規約改定
昨日からいきなり話題になり始めてますね。
まぁ、でも確かに見る限りでは突っ込まれて当然っぽいことばかりですがw
中でもこのへんの突っ込みがかなり大きな話題になってますね。


mixiにアップされた文章や絵などはmixi側で自由に使用できる権利があるよ
→補足します。「複製」はサーバーの移転や分割のときに使用するだけで、無断で出版物とかに使用することはないよ
→もし使用するときはユーザーにちゃんとメール入れるから。でも二日以内に拒否の返信がなかったら、自由に使っちゃうからね


超大雑把に言ってしまえばこんな感じだろうか?
しかし、二日以内にメール入れられない人なんていっぱい居るだろうに。
それに、「複製」のことは書かれていても、「上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと」に関しては何にも言い訳が書かれてないね。
mixiが想定している使用方法として複製がデータ量やサーバー云々だということは理解したとして、じゃあなんで上映とか公衆送信とかを何故わざわざ規約に書いておく必要があるのだろうか? つまりこういう使用方法も普通に想定しているんじゃないか? ……こう思ってしまうのも別におかしなことじゃないと思うんだけど。
流石にこれは「誤解を招く」レベルではなく、邪推してしまうのも無理もないかも。

まぁ、明日ってか今日また色々補足や変更が載せられることになるだろうな。