エヴォリミットおもしろす

エヴォリミットプレイ中〜。そしてようやく一周目クリア。まぁ、一周目は必然的にこのキャラルートになるのだろうな。話も全然終わってないし。

しかし、東出氏のこの「何度も刻み込んでくる」ような言葉の言い回しと「さらりと流す」ような感じの緩急が相変わらず素晴らしく、そして惹かれる。
そして戦闘シーンは熱い。言うなれば、静かに熱い。音楽のマッチ具合も見事。
難を言えば、ギャグ……と言うか、ネタ方面ではちょっと外し気味なところも。キャラの会話でのやりとりは普通に面白く、笑えるのだから無意味にネタに走る必要性はないかな?というところ。

あとやはり大きいのはその文章を読む声優の力。やはり声優の存在って大きいなと実感させられる。
普通、この手のゲームの主人公ってボイスがないのが基本だが、あやかし、バレバトに続くこのエヴォリミも主人公にボイス有り。
で、その主人公の声、最近どこかで聴いたような……あぁ、「いちばんうしろの大魔王」のサイアクトだ。と言うか、そのまま。
だが、キャラクターの声がまんまというのは幅狭くも思えるが、感情・抑揚といった面での演技の幅は大したものだと思わされざるを得ないといったところ。
このゲームにおいて彼の演技はかなり大きなメリットになっているように思える。
やるな、近藤隆

他にも堀内賢雄さんや鈴木千尋さんといった前二作にも出ている皆勤?メンバーはもちろん、野田圭一さんや藤原啓治さんなどの声優の力も大きい。さらに最近聞いた中でバカテスやそらおとで出てた鈴木達央さんも出てるな。自分のダメ絶対音感による判別だが、この手のレベルなら間違えるはずもないだろう。そもそも有名どころばかりだしねw
皆勤メンバーと言えば、前二作までは出てたゴットゥーザ様、我らがKISHOWこと谷山紀章なんかはこの作品では出ないのだろうか?(一色ヒカルさんは皆勤か)

まぁ、声も相まって面白くて面白くて仕方がないね。
序列をつけるのもどうかと思うが、今のところ「あやかしびと」>「エヴォリミット」>「バレットバトラーズ」といったところ(「クロノベルト」はクロスオーバーなので除外しておく)
たぶん今回もメインヒロイン攻略後、真ルートが開放される……という流れになるのだろうか。それとも、今回は初回プレイのルートが固定(たぶん)されてるから、攻略順は決まっており最後のメインヒロインルートでお終いとなるのか。
なんにせよ、一周終了時点では物語の謎も全然解明されていない状態なので、最後はどう終息させるのか……非常に楽しみである。

ただ、なんだろう。「あやかしびと」のインパクトはさすがに超えられないだろうなぁ。
あやかしびと」は「一乃谷愁厳」と「九鬼耀鋼」という二人の男……いや、漢の存在があまりにも大きすぎた。クロノベルトにおける双七と九鬼のタッグの熱さはあまりに異常すぎたし。リックとアルフレッドのタッグもいいが、正直その比ではなかった。
何が言いたいかというと、「エヴォリミット」には共闘する男メンツが少ないということ。仲間サイドに男はいれど「熱い」感じのものではない。もしかすると……というか、高い確率でいつかどこかで共闘するのかもしれないが、それでも絆……あるいは因縁の深さという意味合いで双七・九鬼のソレを凌駕するのは難しいだろうなぁ。
とはいえ、漢たちの熱い戦いと絆の物語を存分に見せて欲しいところ(メインヒロインである雫も漢に含まれるw)

あぁ、こんなん書いてたら久々にクロノベルトやりなおしたくなった。あやかしびとは何回かリピートプレイしたが、クロノベルトは一回しかやってなかったような気がするし、一回プレイしてから結構時間も経ったのでたぶんまた新鮮味をもって楽しめるだろう。
そんなわけで、エヴォリミット一通りクリアしたらクロノベルトやりなおそう。

ま、コミケが受かってなければ……の話ですがねw